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Udemyでの学びを活かして、業務自動化システムを開発!自分にできることが増やせる、日々の学びとは?

皆さんこんにちは。
急に肌寒くなり、すぐにでも冬がやってきそうな季節になりました。年末に向けてもあとひと踏ん張りですね。今年中に学んでおきたいことはないですか?

今回はUdemy事業に携わる社員に、Udemy講座の活用方法をインタビューしました!Udemy Business(※1)の法人営業を担当しながら、実際にUdemyで学び、業務を自動化するシステムを開発したTakafumiさん。そんなTakafumiさんに聞いた、Udemyの活用や学びについてのリアルな声をお届けします。
(※1)Udemyの法人向け事業

今井 貴文さん
株式会社ベネッセコーポレーション 社会人教育事業部
薬学研究科を卒業後、株式会社ベネッセコーポレーションに入社。地方の学校営業を担当後、社会人教育事業部に異動しUdemy Bussinessの法人営業を担当している。

毎日の業務を効率化するシステム「Yoshieさん」を開発したきっかけ

ーーTakafumiさんは営業業務の効率化のために、「Yoshieさん」というシステムを作られていますが、どんなシステムなのかを簡単に教えてください。

Yoshieさんは、営業をサポートしてくれる秘書のようなシステムです。機能はいくつかあるのですが、今回はそのなかでも「営業に代わって見積書作成に必要な情報を検索・取得してくれる」機能について紹介します。

日常的な業務の一つである、見積書作成にかかるプロセスを自動化しました。従来までは、見積書を作成するために必要な情報が複数のツールに分散して管理されていたため、営業担当は各ツールで検索して情報を探してくる必要があったんです。

Yoshieさんは、それらを一元管理できるように設計したデータベースから、必要な情報を一瞬で取得してくれます。以前と比べて、事務作業を10分の1に短縮することができました。

ーーYoshieさんを作られたきっかけはなんだったのでしょうか。

事業の成長に伴った中途採用の強化により、新たなメンバーが続々と増えていくなか、従来の業務をさらに効率化することで、一人ひとりの良さを発揮できる環境にしたいと思ったことがきかっけです。さらにプログミングを学び始めていたおかげで「この部分をシステムで置き換えられる」という選択肢が生まれ、Yoshieの開発に至っています。

ーーちなみに、「Yoshieさん」という名前にはどういった由来があるのですか?

システム自体はすごく業務的なので、そのままだと積極的に使う気にはならなそうだなと思いました。そこで、社内に浸透しやすいように、親しみが湧くようなわかりやすい名前をつけたんです。利用促進のための、作戦の一つでした。

「Yoshieさん」開発にも役立った、TakafumiさんおすすめのUdemy講座

ーーUdemyで多くの講座を受講されているとのことでしたが、どんな講座を受けられたのですか?

一つシステムを作るとなると、技術的なことだけではなくさまざまな知識が必要になるので、かなり幅広い講座を受講しましたね。Yoshieさんの機能を開発するにあたり、とくに役立ったと思う講座を簡単に紹介します。

Yoshieさんを導入する際、データを集約するためのテーブルを設計する必要があり、この講座が役立ちました。

Excelファイルを開いたとき、データ量が多すぎて起動できないことってありますよね。そんなときは、重複したデータを複数のシートにまたがって存在させてしまっていることがあるんです。この講座では、データを重複させないスマートな運用方法について具体的なスキルを学べます。「これからデータ活用をしていきたい」「上流工程の業務に携わりたい」という方におすすめです。

システムを開発するときは、技術起点で設計しがちなんです。でも最終的に使うのは従業員ですよね。従業員がそのシステムを使う前、使っている最中、使ったあとの体験を設計して、使用前から使用後までの流れがスムーズに進むようにシステムを組む必要があります。従業員が使うことを想定して「ここは迷ってしまうかな?」と考えながら、従業員起点で設計することに役立ちました。

この講座、めっちゃよかったです。とにかく業務を自動化することに役立ちます。Googleスプレッドシートを頻繁に使うならこの技術がおすすめです!

プロジェクト管理について学べる講座です。仕事って、技術、営業、事務といった領域にまたがって進んでいきますよね。基本的には協力していく必要があるので、この3つの機能をまとめてチームとして成果を出す方法を学ぶことができます。

学びによって選択肢を広げられる

ーー本当に学ぶことが習慣化されているんですね。Takafumiさんの人生にとって学びとはなんですか?

学びは人生を逆転させられるツールかなと思います。私が育ったのは、母子家庭でお金がなく、服も買えないような家だったんです。そんな家庭で育ったとしても、中学、高校と勉強を頑張れば安い学費で行ける大学もありますよね。そのために必死で勉強し、大学に入って薬学の知識を身につけました。薬剤の道に行くのか、教育の道に行くのか。そんな選択肢を持てたことが、今までの学びにおける一つの成果だと思っています。

ーー学べば選択肢が広がるということに、いつ気付いたんでしょうか?

高校1年生のときですね。その頃、何日も連勤でアルバイトしていました。春休みにも自分なりにこれ以上は働けないというところまで働きましたが、給料が想像以上に少なかったんです。さらに、同じくらいの時間働いている店長の給料との差に衝撃を受けました。その差分を解釈する要素として、当時の自分にとってわかりやすかったのが学歴でした。

ーー学生の頃は大学入学など明確な目的があったと思います。今は何が学びの原動力になっているのですか?

正直に言いますが、仕事で結果を出す男になって、周りの人からチヤホヤされたくて頑張っています!中学の時に全然モテなくて悔しかった思い出が影響しているんだと思います(笑)

もちろん、新しいスキルを学び、自分でできることを増やす楽しみもモチベーションになっていますね。

ーーインプット期間はかなりの量を学ばれていると思いますが、1日のどのタイミングで学んでいますか?

朝に時間を作って勉強しています。子供と私が朝4時に起きるので、子供をお風呂に入れて朝ご飯を食べたあと、近くのマクドナルドで2時間ほど勉強することが多いです。それでも足りない場合は、土日の午前中などに時間をとることもあります。

ーーすごく早起きですね……!
最後に、今学ばれていることや次に学びたいことがあれば教えてください。

今は学び期間じゃなくアウトプット期間ですね。1ヵ月前くらいにめちゃくちゃ学びました。組織規模が大きくなるにつれ、業務を進める際に発生する調整の時間をできるだけ削減する必要があるので、直近は組織設計の方法を学んでいました。それに関するUdemy講座も増やしてもらえると嬉しいです!

執筆担当のひとこと

Takafumiさんとはこのインタビューをきっかけに初めてお話ししたのですが、これまでのご経験やご自分の思考について全く迷いなく(強い意志を持って)淡々とお話しされるものの、学びへのハングリーさがヒシヒシと伝わってくるという独特な雰囲気を感じました。高校生の頃から自分の仕事の対価について疑問を持ち、しっかり考えられる賢い方だったのですね。改めて、現状に疑問を抱いたり、目標を定めたりすることは成長に欠かせないのだと痛感しました。

学びのモチベーションの原動力がモテたい欲であろうと、結果的に仕事ができる男になれて、スキルも増えて、一石二鳥です!毎日の忙しさや目標がないからといったことを理由になかなか学びに身が入らない方は、Takafumiさんを見習って、まず「理想の自分」から考えてみるとやる気が出るかもしれません。


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