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未経験から飛び込んだ映像制作の世界。上達のコツは「こういう動画をつくりたい」という理想を常に持っておくこと

皆さんこんにちは。

本日も、私たちから「日々の学びをちょっと面白くするヒント」として、Udemyの講座を制作されている講師の方々の想いや、講座制作の裏側に迫る「コンテンツ制作日誌」をお届けいたします。

第六回のコンテンツ制作日誌は、Udemy×アドビ学習応援キャンペーンで「動画」をご担当いただいているUdemy講師・動画人ターナーさんです。

元々は営業職だったターナーさんですが、世界一周ののち、未経験から映像制作の世界へ!「場所にとらわれず働くスタイル」で活躍されており、この夏からはメキシコでのデジタルノマドに挑戦される予定というターナーさんに、改めて動画制作の楽しさや学び方のコツについて伺ってみました。

動画人 ターナーさん
ビデオグラファー、デジタルノマド
趣味:海外放浪の旅、キャンプ、自然

9年間の営業職をへて世界一周した後、未経験からフリーで映像制作の仕事をスタート。約4年かけて、結婚式エンドロールムービー、企業VP、スポーツイベント、観光プロモーション動画など、ジャンルを問わず制作。現在は山梨県道志村を拠点に日本全国で活動中。
映像講師としては、これまで500名以上に直接ミラーレスカメラの撮影ノウハウや動画編集ソフトの使い方をレクチャー。Udemyでは7本のコースをリリース中。2022年6月よりメキシコでデジタルノマドに挑戦予定。
カメラ:Sonyα7siii / BMPCC4K
編集ソフト:DaVinci Resolve17 / Adobe Premiere Pro / Final Cut Pro X

ビデオグラファ―の仕事は「撮影スキル」と「制作・編集スキル」2つある

ーーはじめに、ターナーさんが扱っている分野について教えていただけますか?

映像制作に関わることが中心ですが、大きく分けると撮影スキルと、制作・編集スキルですね。

こちらは、一眼レフ、ミラーレスカメラによる動画撮影の講座です。「動画」というと、編集スキルが先に想起されがちですが、撮影スキルも重要です。ポイントをまとめて解説しているので、初心者の方やiPhoneからそろそろ卒業したいという方にもおすすめです。

また、動画編集ソフトの使い方・動画制作スキルについては下記の講座を制作しています。動画編集ソフトも色々ありますが、代表的な3つのソフトについてそれぞれ解説しているので、ご自身の持っているものに合わせて選んでいただくと良いかなと思います。

ちなみに、Udemyの講座は、これから動画制作を始めたいと思っている人向けに作りました。

カメラや動画編集ソフトを触るのが初めての人でも理解しやすいように、専門用語をできるだけ使わず、わかりやすい言葉での解説を心がけています。

ーーそもそもターナーさんが、動画編集スキルを学ぶ&教えることになったきっかけは何だったのでしょうか?

仕事を辞めた後、1年かけて世界一周をしていたときに、TBEX(Travel Blog Exchange)という世界中からクリエイターが集まるイベントで、フィリピン人のとあるビデオグラファーのチームと出会ったことがきっかけですね。マニラを拠点にしながら日本やイギリス、アメリカなど世界を旅しながら働いている姿を見て、自分もそんな働き方や生き方をしたいと思いました。

そのメンバーの一人がすごくいい映像を取っていて、あるとき彼のカメラを触らせてもらったんですよね。自分はそのときそれがミラーレスカメラということも分かっていなかったんですが(笑)そのタイミングで彼と同じモデルの最新カメラとレンズを買って、帰国後に独立しました。

教えるきっかけになった理由は、動画制作のことを教えることによって、喜んでもらえるというのと、ビデオグラファーという仕事を通して、いろんなジャンル、職業、バックボーンの人たちに出会えるからです。

大切なのは「最初から全部マスターしようとしないこと」「自分の作品をつくること」

ーーターナーさんご自身もUdemyを使って動画編集スキルを学ばれたそうですね?

自分は、仕事を経験しながらスキルを身につけてきたという感じですが、4~5年前に学び始めた当時はまだ日本語で学べるものは少なかったように思います。Youtubeのなかでも英語のチュートリアルや、Creative Croud道場の動画なんかも見ていました。

僕自身、一度Premire Proに挑戦したんですが、挫折してiMovieに戻ったことがあるんです。けれど、僕が憧れたフィリピン人のクリエーターはやっぱりPremire Proを使っていた。それを見て、このスキルは絶対必要なスキルなんだと思って、当時UdemyでOMOKAGE TVさんが出していた講座を見て基礎を学んで、その後は実際の仕事を経験しながらスキルアップしていきました。

あとは、Adobe MaxやInter Bee、CP+など年に数回開催されているクリエイター向けの大規模イベントにもよく参加していましたね。普段出会えないようなトップの映像クリエイターの話を聞いて、考え方や仕事の仕方を学ぶようにしていました。

ーー当時を振り返って、何か初心者の方にアドバイスできることはありますか?

Premire Proひとつとっても覚えることってすごく多いんですよ。なので最初から全部マスターしようとするとしんどくなってしまうと思います。自分は最初「自分の理想とする動画をつくるためのスキルを身につけることから始めよう」と決めて、とにかく仕事に応募して、仕事が決まったら必要なことを学ぶということを繰り返していました。

学び方、仕事の獲得の仕方って人それぞれだと思うので正解はないとは思うんでんすが、自分がもし当時に戻れるとしたら、自分の作品をつくる時間をちゃんと確保して、それらポートフォリオとしてSNSで発信すればよかったなと思いますね。

最初は本当に仕事をこなすことばかりやっていたんですが、業務委託で受けた仕事ってなかなか自分の作品として紹介できなかったりします。今の時代はSNSでの発信が仕事につながっていくことも十分ありますしね。

初心者でも、スキルが上達したとしても、「こういう動画をつくりたい」という理想を持つ

ーーターナーさんが思う、動画編集を学ぶコツはこの3つ、は何だと思いますか?

①興味を持って楽しむこと
②最初は難しかったり挫折しそうになっても継続していくこと
③目標とする理想の映像を決めて、その映像を作るために必要なスキルを優先的に学ぶこと

ですね。一番もったいないのは難しいと思って途中で学ぶのをやめてしまうことだと思います。

ある程度学んでから何をつくるか考えるよりも、作りたい動画を決めて、そのために必要なスキルを学んでいけば、気づけば初心者から脱出しているはず

あと、初心者であっても、スキルが上達したとしても、「こういう動画をつくりたい」という気持ちは大切にしてほしいですね。

自分自身、会社員を辞めた後色々なスキルを学んだんですが、そのなかでも映像制作が残ったのは、フィリピンで出逢ったクリエイターみたいな動画をつくりたいという想いがあったからだと思っています。

本当に興味があることは、自然と自分で調べたり勉強するので上達しやすいのではないでしょうか。

ーー改めて、ターナーさんが考える、動画編集スキルを学ぶメリットとは何だと思いますか?

フリーランスとしてクライアントワークができたり、動画コンテンツを作ってコンテンツ販売ができたり、動画撮影や動画編集を教える仕事にすることができたり、と色々展開できることですね。

自分もこの夏からメキシコでのノマド生活に挑戦しようと思っているように、場所を問わない生き方ができるのも動画という仕事に関わることのひとつの魅力かもしれません。

ーー最後に受講生の方へメッセージをお願いします!

学ぶことは、「あなたをワクワクする新しい世界へ導いてくれるもの」です。

といっても新しい世界に飛び込んだ後は、もちろん努力も不可欠ですが(笑)
継続は力なり!ぜひ継続して学んでみてください!


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