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「デジタル化とDXって何が違うの?」よく聞くけど実は説明できないIT知識、結構ありませんか?

皆さんこんにちは。

本日は、私たちから「日々の学びをちょっと面白くするヒント」として、Udemyの講座を制作されている講師の方々の想いや、講座制作の裏側に迫る「コンテンツ制作日誌」をお届けいたします。

第一回のコンテンツ制作日誌は、外資系コンサルティングファームから独立された後、ご自身でも起業され、Udemy講師としても企業のDX推進を支えている箕輪旭さんです。

「DX?いやいや、エンジニアじゃない私には関係ないでしょ」

と思ってる方こそ必見!IT専門職以外の方にも、最新のITトレンドを分かりやすく、自分ごと化して解説してくださるUdemy人気講師の箕輪さんに、なぜ今こそIT知識を学ぶ必要があるのか、改めて伺ってみました。

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箕輪 旭さん
大学卒業後、外資系コンサルティングファームにて、大企業の様々な業務領域におけるDXをサポート。2018年より、オンライン学習プラットフォームのUdemyにてテクノロジー講座の提供を開始し、これまでに4万人以上を指導。2020年には、学ぶことの楽しさをさらに多くの人に届けたいという想いから、スタディメーター株式会社を創業。テクノロジーによって人の可能性を広げ、誰もが”未来への一歩”へと踏み出せるようなサポートに取り組んでいる。

「デジタル化とDXって何が違うの?」説明できますか?

ーー箕輪さんが扱っている分野について、簡単に説明していただけますか?

「デジタル化とDXって何が違うの?」
「AI、機械学習、ディープラーニング、どう違うの?」

よく聞くけど実は説明できないIT知識、結構ありませんか?

私の講座では、DXやAIなどのITトレンドを理解して、それがどういうものなのかを人に説明したり、目の前の業務に当てはめて考えられたりできるようになることを目標にしています。

私は2019年まで、コンサルティング会社で大企業のDXを支援する仕事をしていました。プログラミングからIT戦略・新事業の立案まで、幅広くITの仕事に関わった経験から、仕事で本当に役に立つITスキルを厳選して提供しています。

ーーそもそも、DXやAIといったITトレンドを教えよう、と思ったきっかけは何だったのでしょうか?

コンサルティングの仕事をする中で、クライアントの方々から、「IT勉強したいんだけど、エンジニアになりたいわけじゃないんだよなあ…どうやって勉強すればいいの?」という声をよく聞いていたんですよね。

このような、エンジニア以外でITに興味を持っている方が、IT知識やビジネスへのIT活用スキルを身に着けられるにはどうしたらいいんだろう?と思っていた時にUdemyと出会い、動画でそれらを伝える講座が誕生しました。

実践を通して「ITシステムの使い方」を学んでほしい

ーーDXの一歩としておすすめできるUdemy講座を教えていただけますか?

まずはこちらの講座を見ていただくのがいいかなと思います。

AI・IoTなど、今さら聞けないテクノロジーの仕組みから、DXに必要なIT基盤の仕組みまでまとめて説明しています。さらに、知識を得るだけでなく、よりご自身の課題に近づけていただくためのワークシートなど、学んだだけで終わらない工夫もしていますので、ぜひ見ていただきたいですね。

ーーUdemyの講座は、どのような受講生のために作られましたか?

ITスキルを高めたい、エンジニア以外の方を主な対象としています。

「ITの講座」と言うと、プログラミングを学ぶものが一般的ですよね。しかし、一方でその開発技術で「何をつくればいいか考えるスキル」を学べるコンテンツがとても少ないように感じていました。そこで「ITシステムのつくり方」ではなく、「ITシステムの使い方」を学べる講座をつくりました。

もちろん、エンジニアの方にも、専門ではない領域の知識獲得や、コンサルタントとしてのスキルアップの目的で活用していただけるようになっています。

ーー講座を作る過程で工夫したポイントはありますか?

「ITっておもしろそう!」「やってみたい!」と思っていただけることを大切にしています。

ただ知識をわかりやすく学べるだけではなくて、「自分の仕事に当てはめるとこういうことだな」と考えられる力をつけられること、そして、実際にそれを考えていただく課題を多く提供しています。

ーー改めて、「今」DXについて学ぶ意味とは何でしょうか?

勉強というのは、「チャンスをつかむための準備」だと考えています。

今、まさに多くの企業でDX人材の育成が進んでいますよね。今後、DXのプロジェクトもたくさん立ち上がっていくことでしょう。DX人材を募集している企業もたくさんあります。

目の前の仕事には直接関係がなくても、社内でDXプロジェクトのオファーが来たとき、気になる企業のDXプロジェクトの募集を見たとき、迷わず手を挙げられますか?いつでもチャンスに飛びつけるように、準備したいですよね?!

だからこそ、DXは一部の人のためではなく、誰もが学んで損はない分野だと僕は思っています。

DXは新たな挑戦。「Best」より「Better」を選んで前に進むこと

ーーDXを学ぶ上で、多くの方が挫折するポイント、そしてその壁を乗り越えるためのヒントはありますか?

「Best」を探すのではなく、「Better」を選んで前に進むこと、ですね。

昨年末、調査会社であるガートナーのレポートで「99.8%のデジタルビジネスが失敗」というものがありました。

この話が興味深いのは、「じゃあ、成功確率を上げるためにどうするか?」ではなく「だから、1000回やれ!」と言っているところです。

これまでの仕事で、「本当にそれがBestなの?」という会話、よくありますよね。

でも、DXというのは新しいことへの挑戦なので、そもそも「Best」なんて誰もわからない。だから、手元にある選択肢から「Better」を選んで、どんどん前に進んでいくことが大切なのです。

「どうせ正解なんてない」という意識を持っているかどうかが、DXを推進する人材になれるかどうかの分かれ目だと考えています。

ーーIT知識を日々アップデートしていくためのコツはありますか?

私のTwitterでは、毎日ITトレンドを発信しています。

「ITのニュースって、何を見ればいいんですか?」という質問をよくいただくのですが、「これだけ見ればOKだよ!」と言えるものがなかったので、自分で作りました。

ぜひフォローしてチェックしてください!

「自分が好きなことを、みんなにも知ってほしい!」が講座づくりの原動力

ー箕輪さんにとって「学び」とは何ですか?

「自分に自信を持てるようになること」だと思いますね。

学ぶことは、新しい世界に踏み出す最初の一歩。私のこれまでの人生では、学ぶことがいろんなチャンスをつかむきっかけになってきました。だから、新しいことを学ぶのはいつだって楽しいですし、自分ができることを増やし、自信を持つことにつながっています。

これからも、いろんなことを学んで、発信していきたいと考えています。

ーー最後に、受講生の方へメッセージをお願いします。

「自分が好きなことを、みんなにも知ってほしい!」

実は、私の講座づくりの軸はこの気持ちにあります。

「スキルアップのため」「キャリアアップのため」という目的はもちろんですが、それ以上に、私自身が好きなことを、皆さんにも「おもしろそう!」「やってみたい!」と言ってもらえることを大切にしていますし、そのような講座づくりをこれからも続けていきます。

今後の講座もぜひよろしくお願いいたします!

ーーありがとうございました。

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