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個や組織を輝かせるリーダーになるためには?方法論を知ることで「活力ある職場」を実現できる!

皆さんこんにちは。

本日も、私たちから「日々の学びをちょっと面白くするヒント」として、Udemyの講座を制作されている講師の方々の想いや、講座制作の裏側に迫る「コンテンツ制作日誌」をお届けいたします。

第20回のコンテンツ制作日誌は、株式会社ドリームチーム・ディレクターの代表取締役社長を務められながら、Udemy講師としても活躍されている中島 克也さんです。講座制作に至った背景や、コーチング・リーダーシップを学び、継続していくコツなどを教えてもらいました!

中島 克也さん
株式会社ドリームチーム・ディレクター 代表取締役社長
早稲田大学理工学研究科修了後、野村総合研究所にてコンサルタントとして従事。応用行動科学を米国で学び、行動変容の第一人者として、業績向上や企業風土変革プロジェクトの豊富な経験を持つ。
その後、株式会社コーチ・トゥエンティワンに転職。日本のコーチングブームを牽引し、世界最大級のコーチングファームとなった株式会社コーチ・エィの創業メンバーであり、元常務取締役も務める。
2012年に独立し、株式会社ドリームチーム・ディレクター起業。業界トップ企業の経営者へのエグゼクティブコーチや、大手企業の次世代経営幹部リーダーのOSバージョンアップに導く、トランジションマネジメントプログラムの講師として勤しむ。
「ココロとカラダをヘルシーに」を合言葉に、整体院経営、ヘルステックベンチャーへの投資を通じてヘルシーな世の中を目指す。 I.W.D-LAB! (いきいき・わくわく・どっきどき研究所)所長。
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 受講生の異なる環境でも応用できるように工夫された講座

ーーまずは講座の概要と、講座を通して身につけられるスキルを教えてください。

世の中には、チームや職場を立て直すことのできるリーダーがいます。私はこの29年間で、そうしたリーダーたち約500人に会ってリサーチを行ってきましたが、彼らは明らかに「再生の手順」を持っています。「個」が光り、「組織」が輝き、「活力ある職場」や「自走する組織」、そして「ドリームチーム」を創りあげるプロセスには、方法論や演出術があるのです。

一方、残念なことに、「個」の可能性を潰し、「組織」の可能性を閉じさせてしまうリーダーが数多くいることも事実。彼らには悪気はなく、真面目で、責任感も強く、一生懸命やっているにも関わらず、そうした方法論や演出術を知らないがために上手くいかないケースも多くあります。 私は、そうした方法論や演出術を身につけた「ドリームチーム・ディレクター(ドリームチームを創る演出家)」を、本コースを通じて一人でも多く育成していきたいと思っています。そして日本に熱いチーム、活気に満ち溢れた職場、そして誇り高き企業を数多く創出し続けていきたいです。

■こんな方におすすめ
・部下と組織を活気ある状態にしていきたい方
・業績を上げ続ける組織・チームをつくっていきたい方
・現時点でリーダーではなくても、将来のリーダー的な役割を任される準備をしておきたい方

私は、まだ日本でコーチングがまったく世の中に知られていない創成期の21年前に(現時点で世界最大の)コーチングファームの立ち上げに参画し、プロコーチやプロの研修講師100人以上を育成・指導し、デビューをさせてきました。また、現在もベンチャー企業の20代のメンバーと定期的に1on1をしながら、彼らのパフォーマンス向上を支援しています。そうした経験や実験から、確信をもって押さえておきたい人材育成(Z世代が思わず動き出したくなる「教える技術」「育む技術」)のポイントをご紹介していきます。

■こんな方におすすめ
・はじめて新人育成のOJT担当(トレーナー、インストラクター、教育担当など)になった方
・はじめて後輩をもった若手リーダー
・Z世代のメンバーと、もっとうまく付き合っていきたい方

毎日毎日、ストレスを感じることが多いハードな仕事。世の中ではVUCA(変動、不確実、複雑、曖昧)な時代といわれ、対応しようにもめちゃくちゃ大変ですよね。上からも責められ、下からも突き上げられ。プライベートな時間もとれずに運動不足で、健康診断も良くない状態が続く中、改善をしようにもそんな暇もなくいつも後手後手になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

イライラも募り、結局はつい部下たちや家族にもあたってしまっていて、さらに悪化の一途……なんていうことも。経営者やリーダーが不機嫌だと部下や組織にも、そして家族にも伝播します。私がこれまでもがき苦しみながら、さまざまな心の師匠に頼り、教わり、実践し、構築してきた「ご機嫌でいられるための方法」を、ここ10年間でクライアントである経営者やリーダーの皆さんに試していただいた結果、効果のあった「ご機嫌ハックス」の数々を本コースでは紹介していきます。

■こんな方におすすめ
・サザエさんシンドロームから脱したい方
・多忙で、自分の時間をコントロールできにくい若手の30代、40代のビジネスパーソン
・多くの人に影響を与える経営者やリーダー

ーー講座を作る過程で意識されているポイントがあれば教えてください。

私の講座では、超具体的な事例とともに原理原則と紐づけてお伝えするようにしています。こういった講座で成功事例や失敗事例をお伝えして、受講者の方が職場や他の環境に「そのまま移植」しても、間違いなく不適合が起こります。

置かれている環境(業種、業界、商慣習、構成メンバー、職場風など)は、この世に一つとして同じものはないわけですから。

「事例をそのまま移植」するのではなく、「事例を一旦原理原則に当てはめて、その原理原則から移植先の状況にあわせた策にアレンジできるようにする」ことを心掛けています。

ーー中島さんがUdemyで講座を公開しようと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

コロナ前まではリーダーシップトレーニングを集合研修で実施していました。単発ではなく5ヶ月間にわたるこのクラスは、年間に20クラスが五月雨式にスタートし、年間400名の次世代幹部の候補を輩出するコースでした。しかし、コロナ禍に突入し、この集合研修が全く実施できなくなる危機を迎えたのです。

私は2020年2月に不穏な空気を察知し、オンライン会議運営の方法や、デジタルコンテンツ作成技術など、さまざまなコースやコミュニティ、コンサルタントに指導していただき、2月下旬から初オンライン講座を立ち上げ、例年実施していたコースの95%の講座をオンラインに転換することができました。

また、動画配信(5月)やオンラインコミュニティ運営(6月)、音源配信(10月)、電子書籍リリース(12月)といった形で、大きく舵をきってきました。こうした中で、いままで年間400名の卒業生を輩出するにとどまっていた私ですが、デジタルコンテンツの場合は「私の想いをお伝えする人数の限界が全くない」という大きな気づきを得ることになったんです。そして、私が寝ている間ですら何百回転も動画が回っているのをみたときには、驚きと感動を覚えました。

私が知らない人、私を知らない人からの感謝のメールが届くたびに、これはもっと早く、よりよいコンテンツを、いま困っている方々にお届けしなくては!と強く思ったことがきっかけです。

学んだことを継続して実践していくための「4つの機能」

ーーコーチング&リーダーシップのスキルを学ぶコツを教えてください。

おすすめしているのは、「小さなアクション」です。赤ちゃんでさえもできるくらいの小さなこと(ベイビーステップ)をとりあえずやってみる。そして、小さな成功体験(スモールサクセス)を数多く手にすることで、力を発揮できるようになっていくはず。

個人的に強くお勧めしているのは、「プロンプト(行動を誘発するきかっけ)」として、各コースについているメールマガジンを登録することです。行動変容にチャレンジするときには、最初の30日間を継続できるかにかかってくるのですが、このメールマガジンは約3ヶ月間、ステップメールで刺激していき、それを後押しする仕組み。最初の一歩を踏み出すきっかけになるような内容や、アクションを継続していく上でよく起こるミスや陥る罠を乗り越える方法などを順番にお送りしています。

ーーコーチングやリーダーシップを学ぶ上で、挫折しやすいポイントはどんなところでしょうか?乗り越える方法はありますか?

挫折というより、継続できるかどうかが重要になるかと思います。

私の講座だけでなく、すべての講座にあてはまることなのですが、「4%の法則」を意識するとよいでしょう。たとえば、得た知識をもとに行動できる方は、おおよそ2割です。その2割の中でも継続していけるのはさらに2割です。となると、「知識を得て、行動をし、それを続けることができる」のは、2割×2割で4%ということです。100人が講座を受けたとしても継続できるのは、たった4人だけ。

とても酷な話ではあるのですが、なにもしなければそうなってしまうのも、なんとなくご理解いただけるのではないでしょうか?行動変容のプロとしてその4%になれるようにおすすめしているのは、「仲間」とともに「宣言」をして、定期的な「お披露目の場」で進捗をシェアし、褒め合い、アドバイスをし合うことです!そこに、「師匠」的な方も混じっているとさらに良いですね。

こうした環境を構築しておけば、知識を行動にも移せ、その行動を継続し、進化させることが可能となるのです。「4%の法則」を乗り越えるためには、4つの機能(仲間、宣言、お披露目の場、師匠)を有するコミュニティに飛び込んでください。もしくは、自らそれを作ってください。

ーー改めて、コーチングやリーダーシップを学ぶメリットを教えてください。

「なかなか…できない」「ついつい…やってしまう」の脱却と乗り越え方が身につきます。自分の行動変容はもちろん、部下や仲間の行動変容を促進する関わり方や環境整備の方法など、企業変革や企業経営の肝である「変える技術」が身につくことがメリットです。

あなたがご機嫌になれば、職場も、会社も明るくなります。チームは動き出し、業績向上にもつながるでしょう。

常に「初めて」にトライして、自分を成長させ続けたい

ーー中島さんの人生にとって学びとは?

私の人生を変えてくれた本のひとつに、『5(ファイブ)5年後、あなたはどこにいるのだろう?』があるのですが、その本の中には、たくさんの問いが書かれています。その問いに、その時々の私の想いをメモとして書き込み、いまでは真っ黒になってしまっている本なのですが、その本の中でこんな問いがあります。

ーー最後に「初めてのこと」をしたのはいつ?

7年前、40代中盤だった私は、どきっとしたことをいまでも覚えています。「いかん、初めてのことを最近していないかも。このままでは、自分の成長は止まってしまう」そこから、学びに限らず新しいことにトライし始めました。

すぐに断食道場にいき、1年後にはトレーナーをつけてベンチプレス100キロを上げていて、2年後にはコミュニティを立ち上げ、3年後には超苦手だったにも関わらず走り始め、4年後にはウルトラマラソンを完走し、その後Kindleをリリースし、Udemyをリリースし……と、「人生初」のことにトライし続けてきたんです。そして、いま現在も思っているのは、あの問い「最後に初めてのことをしたのはいつ?」と問われたときに、にっこり笑って「さっき」と答えたい(笑)。そう思いながら常に活動してきましたし、これからもずっと学び続けていきたいと思っています。

なんといっても、一度きりの人生ですから。

ーー最後に、受講生の方へメッセージをお願いします!

経営者やリーダーが変われば、職場が変わる。会社が変わる。そして、日本が変わっていく。

「できない!イケてない!暗い未来…」で日本を埋め尽くすのではなく、「できる!イケてる!明るい未来!」で日本を埋め尽くしましょう。

そんなきっかけとなるコースになればと思っています。よろしくお願いいたします!

▼中島さんがご執筆された書籍


執筆担当のひと言

「4%の法則」といわれるほど、学び続けたり、実践し続けたりすることは難しいのですね。でもそれをある意味ルーティーン化させるために、コミュニティといった環境づくりを中島さんはおすすめしてくださっています。コミュニティをつくると、宣言する、アウトプットする、フィードバックをもらうといった一連の流れを実践できる上、仲間と一緒に進めていけるので楽しみながら継続できるはずです!「1人での継続は難しいな」と思ったら、環境づくりから始めてみてはいかがでしょうか?

新しいことにトライし続けられている姿勢も、素敵だなと思いました!走ることが苦手だったところからウルトラマン完走を成し遂げられた裏側が気になります。コツコツ努力を積み重ねるためのモチベーション維持や、そもそも「トライしよう!」という勇気はどこから出てくのかなど、もっと詳しくお話伺いたいところではありますが、まずは中島さんのUdemy講座・書籍を拝見したいと思います!

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